今日7月7日は七夕(たなばた)。
うれしさや 七夕 竹の中を行く 正岡子規
短冊に願いごとを書いて笹に飾ります。天の川を隔てて引き離された織姫(おりひめ)星(こと座のベガ)と牽牛(けんぎゅう)星(わし座のアルタイル)ですが、1年に一度だけ、この日に会うことが許されました。
「星に願いを」という風習はロマンチックですね。パウロは言いました。
「あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それを私はお知らせしましょう。世界とその中の万物とを造られた神が、その方です」(使徒17:23~24)
また星占いなどを信じやすい私たちですが、聖書はこう言っています。
「目を天に向け、太陽や月、星などの天の万象を見て、それらに惑わされ、ひれ伏し、仕えないようにしなさい。それらは、あなたの神、主が、天の下のすべての民に分け与えられたものである」(申命記4:19)
神様がアブラハムに「天を見上げて、星を数え……」と言われたことをはじめ(創世記15:5)、聖書にはさまざまな箇所で、星を通して大切なことが教えられています。何よりイエスこそ「輝く明けの明星」です(黙示録22:16)。
聖書で完全数である7が並ぶ日、東方の博士のように、星に導かれてイエスのもとに辿り着けますように。