ミシガン州イプシランシティにあるオークウッド教会の元青少年・音楽ディレクターのザカリー・ラドクリフ氏(29)が10月20日、児童性的虐待やコンピュータやインターネットを犯罪目的で使用したなど11の容疑で逮捕された。「ミニストリー・ウォッチャーズ」が報じた。
同教会は声明で「ザカリー・ラドクリフ長老は10月3日付で有給停職処分となった。さらなる調査が行われる」と発表。それから2週間後にザカリー氏の父で、オークウッド教会牧師のフランク・ラドクリフ氏は「さらなる情報」が提供された上で「ザカリー・ラドクリフ氏を10月12日付で無給での解雇とした」と報告した。
「さらなる情報」についてフランク氏は、「ザカリー氏が10代の若者たちに不適切な写真やビデオの視聴を勧めていた」というもので「この情報は私たちの心を引き裂きました。被害者のケアについては出来ることを専念します」とコメント。なおザカリー氏が第一級性犯罪行為として有罪となった場合、終身刑が言い渡される可能性もある。
同教会はザカリー氏の行為により影響を受けたティーンズやユースについてカウンセリングの場を設ける予定で、詳細は追って発表するとのこと。教会は「私たちは教会ファミリーが最も安全な場所の一つであるべきという理解のもと、本件の捜査については問題の透明化のためにも可能な限り協力する」と述べている。
(翻訳協力=福島慎太郎)