Ursula von der Leyen 海外 2022.04.10 ロシアは「衰退」、ウクライナには「欧州の未来」 EUトップ指摘 Etienne Ansotte, © European Union, 2021 – https://audiovisual.ec.europa.eu/en/album/M-003267/P-047046~2F00-16, Attribution, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=113508452による AFP通信が伝えるところでは、欧州連合(EU)のウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長が4月8日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)を訪問、西側諸国の厳しい制裁によりロシアが今後「衰退」する一方で、ウクライナには「欧州の未来」があると指摘した。 フォンデアライエン氏は、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領との共同会見で、「ロシアが経済と財政、技術面で衰退していく一方、ウクライナは欧州の未来に向け前進している」と言明。「あなた方の戦いは、われわれの戦いだ。私はきょう、EUがあなた方の味方であるという強いメッセージを送るために、一緒にキーウにいる。われわれはあなた方と共にいる」と表明した。 また、キーウ近郊のブチャでロシア軍が行ったとされる民間人の殺害や、ウクライナ東部クラマトルスクで同日に起き、少なくとも50人が死亡した鉄道駅攻撃を非難した。 一方のゼレンスキー大統領は、5回にわたるEUの制裁について「個人的に感謝している」としつつも、「不十分だ」と指摘。「ロシアはわれわれから多くのもの、領土、人々を奪った。土地を取り戻すことができても、人を取り戻すことはできない」と語った。(CJC) 関連記事「明日は我が身?」 ウクライナ侵攻を受けて台湾のキリスト者は何を祈る?【日本YWCA】 平和を追い求める 鈴木伶子(東京YWCA会員)【米CT】 戦争報道で抜け落ちた視点 日記で吐露される福音派女性たちのウクライナ侵攻ウクライナ・ブチャにある教会で集団墓地発見 戦争開始から民間人を大量虐殺か7億円規模の支援を展開、ウクライナの子どもと家族へ物資と心のケアを 関連 Post Share 4月10日 使徒言行録1章9節 前の記事 憎しみからは何も生まれない【ルーテルアワー・聖書講座】 次の記事