今日12月6日は聖ニコラスの帰天日。サンタクロースのモデルといわれています。
財産を失って貧しくなってしまった豪商が、3人の娘を身売りさせなくてはならなくなりました。そんな真夜中、窓(あるいは煙突)から多額のお金を投げ入れた者がいました。そのとき、暖炉に靴下が下げられており、金貨はその中に入ったといいます。そのおかげで娘たちの身売りは避けられ、持参金を用意して結婚することもできました。
父親は、誰がお金をくれたのかと見張っていたところ、それは司祭だったニコラスでした。父親はその足もとにひれ伏し、涙を流して感謝したということです。この逸話が由来となり、サンタクロースがクリスマスにプレゼントを贈る習慣となりました。