今日6月13日はマルティン・ブーバーの命日。ユダヤ人の宗教哲学者で、著書『我と汝』はクリスチャンにも深い影響を与えました。
私たちはしばしば相手を、自分の都合のいい対象や手段として利用しようとしますが、それは「汝」を「それ」にすることにほかなりません。しかし、「我」にとって常に「汝」であるのが神だといいます。そして私たちには、この「我-汝」に基づいた真の対話が大切なのです。
愛は我のうちにはなく、まさに我と汝の〈あいだ〉にあるものなのである。(「孤独と愛──我と汝の問題」創文社)
今日6月13日はマルティン・ブーバーの命日。ユダヤ人の宗教哲学者で、著書『我と汝』はクリスチャンにも深い影響を与えました。
私たちはしばしば相手を、自分の都合のいい対象や手段として利用しようとしますが、それは「汝」を「それ」にすることにほかなりません。しかし、「我」にとって常に「汝」であるのが神だといいます。そして私たちには、この「我-汝」に基づいた真の対話が大切なのです。
愛は我のうちにはなく、まさに我と汝の〈あいだ〉にあるものなのである。(「孤独と愛──我と汝の問題」創文社)
カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。