ソウル発聯合ニュースによると、韓国の中央防疫対策本部は4月15日、同日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から698人増え、累計11万2117人になったと発表した。市中感染が670人、海外からの入国者の感染が28人だった。
1日当たりの新規感染者数は前日の731人に比べると33人少ないが、2日連続で700人前後となった。全国各地で感染者が急増しており、流行の「第4波」が現実味を帯びている。
政府は、感染者発生推移を基に防疫対策「社会的距離の確保」のレベル引き上げや首都圏の飲食店・カフェなど不特定多数が利用する施設の営業時間制限を午後10時までから9時までに1時間早める防疫強化策を検討する予定だ。
屋内スポーツ施設や塾、スポーツ同好会、金融機関、合唱団、教会などさまざまな場所で感染が確認されている。
死者は前日から6人増えて計1788人となった。韓国国内の平均致死率は1.59%。重篤・重症患者は前日から1人減り、99人となっている。
14日の検査件数は4万5738件で、前日より869件多かった。(CJC)