おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆12月26日 聖ステパノの記念日
聖ステパノは新約聖書にも登場する、使徒たちが宣教と祈りに専念できるように事務や経理を担うように任命された7人のメンバーのうちの一人で、初代教会設立の重要人物です。そしてキリスト教史の中で初めての殉教者とされる人です。12月26日が記念日となると「イエス様が生まれて翌日にいきなり殉教者が出たのか!?」と思ってしまったりもしますが、そうではなく彼が殉教したのは西暦35〜36年頃とされています。イエス様が生まれたのを西暦4年としても、30年あまり後だということになります。イエス様の十字架の後、割とすぐに殉教したということにはなります。
彼は石打の刑(死ぬまで石を投げつけられるというかなり残酷な刑です)によって処刑されたのですが、その処刑の場には、回心する前のパウロ(サウロ)がいたとされています。回心前のパウロはキリスト教弾圧に心血を注いだ人でしたから、これをみたパウロは「ざまーみろ」と思っていたかもしれません。そんな思いを心に抱く人でさえ、回心させて用いる神様の度量はすごいなと思います。
ちなみに、かなりのイケメンだったようで「天使のような顔を持っていた」と言われています。たしかに、彼を描いた絵画を見ても相当なイケメンに描かれています。「クリスマスの翌日にはイケメンの記念日がある!」と覚えていただければ覚えやすいかと思います。
それではまた明日。