カトリック札幌教区 帰国した神父が不同意性交で告発されたことを公表

カトリック札幌教区(勝谷太治教区長)は3月19日、「リッタースハウス・フィリップ神父に係る報告」と題する告示を公式サイト上で発表した。

それによると一昨年2022年、同神父=写真=がパリ外国宣教会の指示により急遽帰国した後、フランス人男性から不同意性交で告発されたとの情報を入手したことを受け、同教区はパリ外国宣教会に対して報告を求めてきたが、「何ら具体的な回答や情報開示はなく、札幌司教区として明確な事実確認ができないまま」今日に至っているという。

男性と対話を続けてきた同教区は発表の理由について、事実確認ができない状況での公表は控えてきたものの「心痛苦しみを思う時、経過についてありのままを教区信徒の皆様へお伝えすべきと判断」したとしている。

今後、東京教会管区とも連携し、パリ外国宣教会に対して速やかな情報公開を求めていく意向を明らかにした。

掲載されたお知らせの全文は以下の通り。


札幌教区の皆様へ

一昨年、フィリップ神父が所属するパリ外国宣教会の指示により急遽帰国したことについて皆様にご報告いたします。

フィリップ神父はフランス人男性T氏より、不同意性交で告発され、現在フランスで調査中です。まだ裁判等は開始されておらず、今後どうなるかは不明です。今回の件について札幌司教区はフィリップ神父の帰国後その情報を入手し、パリ外国宣教会に対して報告を求めてまいりましたが、何ら具体的な回答や情報開示はなく、札幌司教区として明確な事実確認ができないまま今日に至っております。

T氏とは数回の面会の他、メールで何度も対話してまいりました。T氏は本件についての公表を希望されておりますが、札幌司教区としては事実確認が一切できない状況での公表については控えてまいりました。しかしT氏の心痛苦しみを思う時、経過についてありのままを教区信徒の皆様へお伝えすべきと判断致しました。

T氏はフィリップ神父が着任した小教区を訪問し、ご自身の現状を訴えられております。信徒の皆様におかれましては、前述の経過をご理解いただき、対応にお困りの際には札幌司教区本部事務局へご連絡くださいますようお願いいたします。

なお、札幌司教区としては今後もT氏に寄り添いながら、東京教会管区とも連携し、パリ外国宣教会に対して速やかな情報公開を求めていきたいと考えております。

関連記事

この記事もおすすめ