「過激なほど我慢ならない」――これが、教会を含め、多くの世界の指導者
子どもたちと若者たち――預言者たち――は、ソーシャルメディアを含
しばらく前に、私は友人と彼女の10歳になる息子の会話を聴いて
ますます多くの子どもたちや十代の人たちが不安を体験しています
英国・米国・ブラジル・インドやフィリピンを含む、10カ国にい
この調査に答えた若者たちの約60%は、気候変動について「とて
将来に対する不安は気候変動の問題に限ったことではなく、それは
気候緊急事態に対してさまざまな部門がいま行動しておらず受け身
世界教会協議会(WCC)の交わりの中やそれを超えたところで、
メンバーたちは世界のさまざまな地域の出身で、気候活動家たちな
若者たちはすでにいくつかの歩みを先に進めています。気候YES
ドイツのカールスルーエで最近閉幕したWCC第11回総会で、若
400人を超える若者たちがこの総会で次のような気候危機につい
「・私たちは、利潤と人間の消費のための、海洋を含む、母なる自然の
劣化と破壊を、そして声を上げる環境活動家たちの迫害を嘆きます 。 ・私たちは、自らのキリスト教共同体の中における、気候危機の問題
を利潤のための手段と化すグリーンウォッシングの影響を嘆きます 。(訳者注=グリーンウォッシュとは、『うわべだけ環境保護に熱心 にみせること。〝『グリーン(=環境に配慮した)』と『 ホワイトウォッシング(=ごまかす、うわべを取り繕う)』 を合わせた造語で、主に企業の広告や企業活動などに対して使われ る〟(SDGs SCRUM、「SDGs用語集」より: https://sdgs-scrum.jp/glossary /green-wash/) ・私たちは、新たな『グリーン技術』のために、サーミ族やマサイ族
のような先住民族の先祖代々の領域から土地を収奪するグリーン植 民地主義の利用を嘆きます」(*2)
メッセージは明確です。若者たちは、最悪のものに向けて速く変化
WCC第11回総会での若者たちのもう一つの明確な「求め」は、
教会そして交わりとして、私たちはこの若者たちに対する自らのか
神の創られた世界を神から委託された良き管理者となるようにとい
若者たちはもはや待っていられません。今こそ教会が今日の気候危
*1 英国のバス大学の心理療法士であるキャロライン・ヒックマン(C
*2 WCC第11回総会におけるエキュメニカル青年集会からのメッセ