「世界死刑廃止デー」にあたりカトリック正平協が声明

日本カトリック正義と平和協議会(ウェイン・バーント会長)は10月10日の第20回「世界死刑廃止デー」にあたり同日、死刑廃止を求める声明を発表した。

声明では、葉梨康弘法務相に対して、在任期間中に死刑の執行を命じることがないように要請するとともに、日本国政府に対して、死刑執行を直ちに停止し、1989年に国連で採択された「死刑廃止国際条約(自由権規約第二選択議定書)」の批准に向けた具体的かつ最大限の行動をとるよう要請。「正義と平和は、ただひたすら、対話と非暴力によって目指されなければなりません」「平和を脅かし戦争へと繋がりかねないあらゆる企てと、非人道的で残虐な刑罰である死刑に断固反対いたします」と訴えた。

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