辞めたいと考えたことのある牧師が増加 理由の1位は「ストレス」 最新の米調査

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離職を検討したことがある牧師の数が増加していることが、新たな調査で明らかになった。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。

バーナ社が発表した新しい調査によると、ストレス、孤立、政治的分裂などが牧師を辞めようと考えた理由の上位に挙げられている。調査では、56%が要因の一つとしてストレスを挙げ、43%が孤立と孤独を感じ、38%が現在の政治的分裂が理由だと回答している。29%は、牧師としての職務が家族に与える影響に不満があると回答している。

この結果は、プロテスタントの主任牧師を対象に2021年1月に413人、2022年3月に510人へ実施された二つの調査から得られたもの。

『The Resilient Pastor』の著者であるグレン・パッカム牧師は、バーナ社の「The State of Your Church」の中で次のように書いている。「私たちには、助言してくれる賢者、指示したり責任を取らせたりするリーダー、一人ではないことを思い出させてくれる仲間、傷の手当てをしてくれる治療者、私たちが続けられない時に支えてくれる仲間が必要なのだ」

バーナ社は、常勤の牧師を辞めようと考えていない牧師を対象にした調査も行った。これらのリーダーたちは、牧会から離れる必要性を感じてはいなかったが、それでも多くの緊張を味わっていた。一番の課題は、辞任を検討している牧師が挙げた課題と同じだった。34%が仕事の過大なストレス、32%が政治的な対立、18%が孤独や孤立を感じており、これらはすべて過去1年間に教会で指導する能力に悪い影響を与えた要因となっている。

(翻訳協力=中山信之)

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