キリスト教放送局の日本FEBC(鈴木誠司統括ディレクター)は2月28日、ウクライナ首都キエフ在住のセルゲイ・ナクール牧師による緊急祈祷の要請を公式サイト上にアップした。
世界約150の言語で放送を続けるFEBC。FEBCウクライナの番組に出演する同氏は2月24日、爆発音で目が覚めたこと、深刻かつ危険な状況で、ウクライナの教会に集う人々も恐れと不安の中にいることを報告し、家族や教会員、牧師、宣教師、FEBCウクライナの出演者のために祈ってほしいと要請。「私たちは、この国の人々と共にあり彼らに希望を示すために、あなたのお祈りとご支援を心から必要としています。この希望は、主イエスの内にこそ示されるものだと私たちは信じているからです。主イエスこそ、真の平和を私たちに与えてくださる御方です」と呼びかけている。
要請の全文は以下の通り。
セルゲイ・ナクール牧師(ウクライナの首都キエフの牧師、FEBCウクライナの番組出演者)
2月24日(木)朝5時にアップロードされたメッセージ。
「ウクライナの首都キエフから、主にある兄弟姉妹の皆さんにご挨拶申し上げます。
今朝(2月24日、木曜日)、私は爆発音で目が覚めました。状況は極めて深刻で、極めて危険です。人々は恐れ、不安を抱いています。ウクライナの教会に集う人々もまた、恐れ、不安の中にいます。
同時に、私は皆さんのご支援と祈りの一つひとつに、心から感謝しております。どうか平静を保ち、そして大胆かつ賢明に、私達の主に祈り続けて下さい。どうか私達FEBCウクライナのために祈り続けて下さい。私達の家族や教会員、牧師、宣教師たちのために祈って下さい。どうか、(FEBCウクライナに出演し)主イエスの福音の良き音信を伝えているラジオ番組の出演者のために祈って下さい。なぜなら、この危機的状況にあって、これこそが人々が心から求めていることであり、そしてこれこそが、FEBCウクライナが最も大切にしていることだからです。
私達は、この国の人々と共にあり彼らに希望を示すために、あなたのお祈りとご支援を心から必要としています。この希望は、主イエスの内にこそ示されるものだと私達は信じているからです。主イエスこそ、真の平和を私達に与えて下さる御方です。
どうか、平静を保って下さい。そして、この国の教会、私達の家族やこのFEBCウクライナの活動、番組出演者のために祈り続けて下さい。
私達の神が、皆さんを豊かに祝福してくださいますように」
この動画メッセージへのリンク(英語)