エキュメニカルプロジェクト(えきゅぷろ)実行委員会主催のクリスマス会「もろびと(オンラインで)こぞりて」が昨年12月19日、オンラインで行われ、教派を超えて全国の青年ら約30人が参加した。本企画ではこのコロナ禍にあっても、教派を超えて青年で集い、クリスマスの喜びを分かち合うという趣旨のもと、会は大きく2部に分けられ、それぞれ「集いの部」と「交わりの部」として行われた。
前半の「集いの部」では、「クリスマスを喜びおぼえる祈りの集い」をコンセプトに、賛美歌やみ言葉の朗読、青年による証し、そして祈りなどがもたれた。その中でも賛美歌を歌う場面では、オンラインによる歌声の遅延から、参加者には音声を切ってもらい、あらかじめ有志の青年によって録音・編集された賛美歌を提示する形で行った。その際、教派による歌詞の違いに配慮し、節ごとにそれぞれの歌詞を取り入れたことで、歌詞の言い回しの違いや、内容の共通点を分かち合った。また、祈りの場面では、特に「全世界の青年ために」と「コロナ禍のクリスマスのために」という二つの祈り課題を提示し、小グループに分かれての「祈り合い」を行った。教派によって異なる祈りの言葉づかいやその方法に触れる一方で、共に同じ祈祷課題をおぼえ、同じ神様に祈っていることを確かめ合った。
他方、後半の「交わりの部」では、「青年同士でただただ楽しく交流し、クリスマスの喜びを分かち合う集い」をテーマに、小グループ対抗の謎解き対決を行った。イエス様の生誕にちなんだゲーム設定のもと、参加者同士の交わりを助長するようなミッションや生誕にまつわる問題を作成した。会の終了後、参加者からは、「今までにないオンラインの交わりだった」「オンラインながらも対面して集ったかのようだった」「今年は退屈なクリスマスの予定だったが、楽しめてうれしかった」などの声が寄せられた。
今回は、このコロナ禍に与えられている手段でいかにクリスマスをおぼえて集い、賛美し、祈りるか、またいかに青年同士が交わり得るかという点で特に議論を重ねた。その結果として、参加者の声にもあったようなオンラインでの集い方や交わり方に新たな可能性を示すことができたように思う。本企画を通して、教派は違えど共に同じ神様を見上げ、集い、賛美し、祈り、交わることによって得られる、連帯感や共感といった感情レベルの一致もまた、このえきゅぷろの活動、ひいては青年によるエキュメニズムの体現には欠かせないものの一つであると、改めて思わされた。(スタッフ・かずき=日本福音ルーテル教会信徒)
教会どうでしょう?第3回
テーマ:クリスマスどうだったでしょう 〜緊急事態宣言!!!あなたの教会はどうだったでしょう〜
・日時:1月23日(土)16:00〜18:00
・参加対象:どなたでもご参加いただけます。
・申し込み締め切り:1月18日
2020年のクリスマスは教会に行けましたか? 貴方の教会のクリスマスでの事例や、難しかったこと、工夫した事、逆にこんないいことがあった!などを教えてください!! 今回は登壇者を立てず、Zoomのブレイクアウト機能を使い、小グループに分かれて一人ひとりの事例をシェアする予定です。
教会に通われている一般の方、教職者、老若男女問わずどなたでも大歓迎です!! このイベントを通してイースターの教会で参考になりそうなノウハウや事例を集め、後日公表したいと考えています
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