韓国のコロナ新規感染者28人に ソウル・南大門市場で集団感染 2020年8月10日

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 韓国の「聯合ニュース」によると、中央防疫対策本部が4月10日、同日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から28人増え、計1万4626人になったと発表した。新規感染者のうち市中感染が17人で、海外からの入国者の11人を上回った。市中感染は10人台に減ったものの、京畿道高陽市の教会に関連した感染が広がっており、ソウル市の観光名所として知られる南大門市場での感染につながったと見られている。

 8月に入り、1日当たりの新規感染者数は20~40人台で増減を繰り返している。この日の新規感染者のうち市中感染は17人。その前の2日間は連続で30人だったが、この日は10人台に減った。地域別にはソウル市が11人、京畿道が5人と、ほとんどが首都圏で、残り1人は釜山市だった。

 京畿道では高陽市の教会に関連した感染拡大が止まらない。新たにソウル市の南大門市場で働く8人の感染が分かったが、最初に確認された感染者が高陽市の教会の信者であることから、防疫当局は同教会の集団感染が発端との見方を強めている。この感染者の子ども1人も陽性だった。

 一方、海外からの入国者の感染確認は6月26日から8月8日まで44日連続で2桁を記録した後、前日に6人に減ったが、この日は11人に増え、再び2桁となった。うち6人は空港や港湾での検疫で感染が判明し、残りの5人は入国後の自主隔離中に陽性が明らかになった。

 国籍別では、韓国人5人、外国人6人。出発地別では、米国からの入国者が3人、フィリピンとバングラデシュからがそれぞれ2人など。新たな死者はなく、計305人となっている。

 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同日0時時点の新型コロナ感染者数を発表している

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