神様もコンサートの最後にはみんなで盛り上がりたい【聖書からよもやま話146】

主の御名をあがめます。

皆様いかがお過ごしでしょうか。MAROです。
今日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。

毎回、新旧約聖書全1189章からランダムに選ばれた章を読んで、僕の心に浮かんだ事柄を、ざっくばらんに話してみようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧訳聖書、  詩篇の150篇です。それではよろしくどうぞ。

◆詩篇 150篇6節

息のあるものはみな
主をほめたたえよ。
ハレルヤ。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)

詩篇というのは神様を讃える歌を集めたもので、昔は実際にこれに節をつけて歌っていたのだそうです。その最後を飾る150篇は、もうすごくシンプルにひたすら「神を褒めたたえよ!ハレルヤ!」という詩です。角笛やら琴やらタンバリンやら何やら、もう当時イスラエルに存在したすべての楽器を鳴らしてみんなで盛り上がって神様をたたえようぜ!!って詩です。
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現代のコンサートなんかでも、最後の曲はみんなで盛り上がれるノリノリの曲をやることが多いですよね。で、「みんないっしょにーーー!!」なんて言われて、みんなで立ち上がって踊って歌って盛り上がる、みたいな。そういう曲で終わってもらえると、コンサートを観に行った側も一体感を得やすいですし、演奏する側も気持ちいいものです。

詩篇150篇の最後の最後で神様は「息のあるものはみな、主をほめたたえよ」と言っています。これはもう、コンサートの最後にボーカルの人が「さぁ、みんないっしょにーーー!!」と、観客を盛り上げるのと同じように見えます、僕には。「あぁ、神様もコンサートの最後にはみんなで盛り上がりたいタイプなんだな」とか思っちゃいます。シンプルな歌詞、シンプルなメロディで、みんなでドカンと大きな音を出して、みんなでうおおおおお!と応じる。そんなコンサートの醍醐味が、詩篇にもあるんだなぁ、なんて思うのです。

近頃はコロナ禍という奴のせいで、コンサートの最後にもみんなで大声を出すことができないのが、すごく寂しいんですけどね。でも、明けない夜も、やまない雨もありません。必ずこの禍いは終わりますから、終わったらまたみんなで盛り上がりたいです。

それではまた来週。
主にありて。
MAROでした。

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【今日の小ネタ】
今日の東京は大雪になるらしいのですが、靴底に絆創膏を貼っておくと滑りにくくなるらしいです。スノーブーツとかを持っていない方は試してみてください。


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横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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