サッカー・ベルギー代表の中心選手の一人で、日本でも知られているロメル・ルカク(マンチェスター・ユナイテッド)は、試合中に「宗教的なジェスチャー」を見せるクリスチャンとしても有名だ。
19日(火)に行われたロシア・ワールドカップ1次リーグG組で、ベルギーはパナマに3対0で勝利し、試合終了後、ルカクは神に感謝をささげた。彼はこの試合で2ゴールを上げた。
彼の横では、対戦相手のパナマのディフェンダー、フィデル・エスコバル(ニューヨーク・レッドブルズ)も祈りをささげていた。エスコバルは試合中、再三、ルカクをマークしたものの、力及ばずゴールを許した。
NHKの公式ユーチューブチャンネルより
勝者と敗者が共に祈りをささげている写真は、多くのメディアで「ピクチャー・オブ・ザ・デイ」に選ばれ、FIFAによって競技場内での宗教的な表現を禁じられているにもかかわらず、この写真は注目を集めた。
(ベルギーは1次リーグG組ですでに2勝し、28日にイングランドと戦う)
本記事はブラジルのキリスト教メディア「ゴスペル・プライム」より翻訳、転載しました。
(よしだ・さとし)1971年、兵庫県西宮市生まれ、静岡県浜松市育ち。大阪府堺市在住。10代の頃、2年ほどブラジルに滞在する。現在、キリスト教式散骨事業を行う「海洋散骨シャロームセレモニー」代表および全国通訳案内士(ポルトガル語)。チャペル・こひつじ会員。