11月3日は恵泉女学園の創立記念日

 

今日11月3日は恵泉女学園の創立記念日。クリスチャンの河井道(かわい・みち)によって1929年に創立されました。中学・高校は東京都世田谷区、大学は同多摩市にあります。

恵泉女学園大学(写真:小林裕明)

河井は、1987年、札幌に創立されたばかりのスミス女学校(現在の北星学園女子中学・高校)で学び、そこで米国の長老教会宣教師サラ・スミスや新渡戸稲造に導かれて信仰を持ちます。その後、米国のブリンマー大学へ留学した後、女子英学塾(現在の津田塾大学)の講師や日本YWCAで最初の日本人総幹事を務めました。そして50代になり、「日本で女子のための学校を創る」という夢を実現したのです。

暗闇の中で灯りのともされた学燈(ランターン)を卒業生から在学生へ手渡す「学燈ゆずり」は、創立から90年近く経った今でも変わらずに続いている伝統です。河井の愛した聖句「汝(なんじ)らの光を人の前にかがやかせ」(マタイ5:16)のように、どこにあっても光輝く女性を社会へ送り出すという願いが込められています。河井の著書『わたしのランターン』には、次のように書かれています。

ここまで、わたしは、わたしのランターンをかかげてきた。時がくると、それは別の手へとひき継がれて、さらに先へと運ばれていくであろう。

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

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