教会なのに「軍」?救世軍を創立したブース

おはようございます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆1829年4月10日 ウィリアム・ブースの誕生日

ウィリアム・ブースは現在の救世軍の創始者です。「軍」と名付けられていますが、れっきとしたメソジスト系の教会で、教会の組織体系に軍の考え方を導入していることからこのように呼ばれます。英語では「Salvation Army」と呼ばれます。クリスマスにあちこちの駅でラッパを吹いて募金を集める「社会鍋」を見たことがある方も多いと思いますが、これはこの救世軍の働きです。世界で最も効率的な組織とか、世界で最も大きな慈善組織とか呼ばれています。

ブースさんはもともとは教会を立ち上げるつもりはなく、貧しい人たちを助ける活動をしていたのですが、貧しい人たちを本当に救うためには信仰も不可欠であるということから、やがてその活動が教会へと発展しました。と、いうのもせっかく貧しい人を助けて教会に連れて行っても、そこにもともといた上流・中産階級の人々は彼らを喜んでは受け入れなかったという背景があったのだそうです。少し残念な話ではあります。そこで、身分や階級に関わりなく、実績のみで評価されるという「軍」の概念を採用して、「救世軍」という教会ができたのです。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

この記事もおすすめ