【今日は何の日】10月27日 エラスムスの誕生日

主の御名をあがめます。

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◆10月27日 エラスムスの誕生日

エラスムスさんって、一般的にはあまり知られていない地味な人なんですけど、宗教改革をやったルターさんに影響を及ぼしていたりして、実は間接的にでも現代社会にも影響を及ぼしている人です。

ルターはエラスムスを尊敬していて、それを知ったエラスムスは当初、カトリックの立場でありながらもルターを擁護する姿勢を見せていました。ぶっちゃけて言えば「考え方は悪くないけど、あんまりやりすぎるんじゃないよ」という立場です。しかし、ルターが「やるならとことんやるぜ!」と頑張ってしまったので、論争になったりもしましたが、ルターがドイツ語に翻訳した聖書の原本になったのはエラスムスのラテン語・ギリシア語対訳聖書でした。

彼は「カトリックを批判した人」と捉えられるケースも多いのですが、生涯を通してあくまでカトリック教会に忠実であり、プロテスタント側に回ることはありませんでした。もう一度ぶっちゃけて言うならば「どっちもまともなこと言ってるんだから、まぁ仲良くしなよ」って言い続けた人、ということです。

「中道」の難しさを感じます。「中道ならどっちからも叩かれない」というのは幻想で、実際は「どっちからも叩かれる」のが中道です。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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