3年ぶりに対面開催 聖書協会クリスマス礼拝 聖書事業功労者賞はコアプランニング(株)  

日本聖書協会(総主事:具志堅聖)主催による「聖書協会クリスマス礼拝」が12月8日、日本基督教団・銀座教会(東京都千代田区)で開催された。対面での礼拝は3年ぶり。事前予約した約190人が参列した。当日はオンラインでも配信された。

聖書協会クリスマス礼拝=12月8日、日本基督教団・銀座教会(東京都千代田区)で

第一部の礼拝では、カトリック東京大司教・菊地功氏(日本聖書協会副理事長)が、ルカによる福音書2章8〜12節から「光は暗闇に輝いているのか」と題して奨励を行った。

菊地功氏。

感染症による先の見えない不安感が、世界中を「集団的利己主義」の渦に巻き込んでしまったと述べ、今必要なのは、互いの違いを受け入れ、支え合い、励まし合い、連帯して共に歩むことだと語った。そのためにクリスチャンは、他者のために自らの利益を後回しにしてでさえ、受けた神の愛を、多くの人たちと分かちあう生き方が必要だと話し、「あふれんばかりの愛を、自らの言葉と行いで、すべての人のために分かち合おうとする神ご自身の『出向いていく愛の行動力』に倣(なら)いたい」と力を込めた。

安倍元首相の襲撃事件以来、宗教団体の社会における存在意義が大きく問われていることにも触れた。尊重されるべき「信教の自由」を明確にしたうえで、「宗教は、命を生きる希望を生み出す存在であり、その宗教を生きる者が命を奪ったり、生きる希望を収奪したりすることは、宗教の本来のあり方ではない」ことを伝えた。

暗闇に光が輝き、それを見て恐れおののく羊飼いたちに、天使たちが「この輝く光こそが、暗闇から抜け出すための希望の光である」と告げるイエス・キリストの誕生の場面を引用し、こう締め括った。

イエスをキリストと信じる私たちは、その希望の光を受け継いで、暗闇に輝かし続けるものでありたい。不安に恐れおののく心を絶望の闇の淵に引きずり込むものではなく、命を生きる希望を生み出し、未来に向けての展望を切り開くものでありたい。輝く光であることを自らの言葉と行いをもって証しするものでありたい。命の与え主である天の父よ。あなたが与えてくださった賜物である命を、喜びと希望を持って生きることができますように。私たちに希望の光を掲げる勇気を与えてください。

礼拝第2部では、第33回聖書事業功労者賞の表彰式が行われた。聖書事業功労者賞は1990年の第1回以来、聖書普及に大きな貢献をした企業や団体、個人に贈られている。今回表彰されたのは、同協会の翻訳聖書を搭載した「聖書本文検索」や「今日の聖句」をはじめ日本聖書協会のウェブサイト管理、カタログデザイン等により聖書普及事業に貢献した、コアプランニング株式会社。

越沼康昭氏。

代表取締役社長・竹村俊彦氏の代理として出席した営業部長・越沼康昭氏が、同協会理事長・石田学氏より表彰状を受け取った。その後、あいさつに立ち、同協会とヒアリングを重ねながら仕事を進めてきたことを伝え、聖書事業に携わることについてこう述べた。

聖書は、神の言葉がつまった究極のコミュニケーションツールです。それを普及させる働きは、日々勉強であり、企業としても自らが成長できるものと考えています。

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