年賀状の書き損じありませんか? アジアの子どもたちへの支援に変身します。

 

チャイルド・ファンド・ジャパン(東京都杉並区、代表:長山信夫)は、年賀状の準備が始まる12月から、「書き損じハガキで、コロナ禍の子どもたちの健康と教育を守ろう」キャンペーンを展開している。コロナ禍で苦しむ途上国の子どもたちを支援するため、書き損じハガキ(未投函のハガキ)や、未使用の切手の送付を募集している。

昨年来続く新型コロナウィルス感染症の蔓延(まんえん)は、途上国の子どもたちに今も深刻な影響を与え続けている。たとえばフィリピンでは、ワクチンへの 理解不足などから接種率が30パーセント台にとどまり、依然として感染予防が極めて重要となっている。また、学校の対面授業は1年半以上にわたって休止され、子どもたちは今も、自宅で課題に取り組む学習を続けているという。

コロナ禍で学校に行けず自宅学習するフィリピンの子ども。(写真提供:チャイルド・ファンド・ジャパン)

今回のキャンペーンは、このような状況下にあるアジアの子どもたちを支援するために始められたもので、未投函のハガキ10枚で消毒剤を6人に贈ることができるという。集めているのは、未使用の(書き損じた)年賀状または官製ハガキと未使用の切手で、未投函、未使用であればどんなに古いものでも受け付ける。送られてきたハガキは、事務所で責任をもって管理したのち、最終的に郵便局で溶解処理するが、個人情報の部分を塗りつぶして送っても構わない。

送られてきたハガキや切手は、次の仕組みによって寄付に変わっていく。

①送られてきた書き損じハガキは、郵便局で切手に交換。
②未使用切手と合わせて、団体の活動内での郵送物に活用。
③その分の経費を、子どもたちへの支援に振り替える

また、この活動は、SDGs(持続可能な開発目標)の目標3「すべての人に健康と福祉を」や、目標4「質の高い教育をみんなに」の達成につながる活動でもある。チャイルド・ファンド・ジャパンは、手元にあるハガキや切手で始められる、取り組みやすい国際協力活動への支援を広く呼びかけている。

チャイルド・ファンド・ジャパンは、貧困の中で暮らすアジアの子どもたちを支援する国際協力NGOで、45年以上にわたり31,000人以上の子どもたちを支援してきた。その歴史は、アメリカのキリスト教児童基金(CCF)が、1948年に日本の戦災孤児への支援開始に遡(さかのぼ)る。52年には、社会福祉法人基督教児童福祉会日本事務所を設立し、75年に基督教児童福祉会の法人内に国際精神里親運動部が創設され、2005年にチャイルド・ファンド・ジャパンとなった。現在はチャイルド・ファンド・アライアンスに加盟する団体として、ともに世界の子どもたちへの支援活動を行っている。

送り先:〒167-0041 東京都杉並区善福寺 2-17-5 
チャイルド・ファンド・ジャパン ハガキ係
問い合せ:認定 NPO 法人チャイルド・ファンド・ジャパン 藤井・大原
 (電話:03-3399-8123、 E-mail:fujii@childfund.or.jp, ohara@childfund.or.jp)

 






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