教皇が相次ぐテロ攻撃を非難 「暴力が暴力を生む」

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教皇フランシスコは10月17日、国会議員デイビッド・アメス氏が刺殺された事件に言及し、ノルウェー、アフガニスタン、英国で相次いで起きたテロ攻撃を非難した。英紙「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。

教皇は「先週、ノルウェー、アフガニスタン、イギリスなどでさまざまな襲撃が行われ、多くの死傷者が出た」と、サンピエトロ広場で行われた正午の祈りで述べた。「犠牲者のご遺族に寄り添うことを表明すると共に、常に損失であり敗北である暴力への道を捨て去るようにと祈る。暴力が暴力を生むことを思い起こそう」

15日、アフガニスタン・カンダハルのモスクでは、自爆テロで少なくとも41人が死亡、70人が負傷した。イスラム教スンニ派の過激派組織IS(イスラム国)が犯行声明を出した。ノルウェーでは13日、男が弓矢などで5人を殺害。路上で被害者を襲い、民家やスーパーマーケットに押し入って30分ほど暴れまわった。

イギリスの保守党議員デビッド・アメス氏(69)は、ロンドン東部のリー・オン・シーで、教会で有権者と会合中に襲撃され、何度も刺され亡くなった。25歳の男が殺人の疑いで拘束された。18日午後、下院で同氏の追悼式が執り行われる。

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