主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、詩篇の129篇です。よろしくどうぞ。
詩篇 129篇1〜2節
「彼らは私が若いころからひどく私を苦しめた。」
さあ イスラエルは言え。
「彼らは私が若いころからひどく私を苦しめた。
しかし彼らは私に勝てなかった。
(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」なんて言われますけれど、そんなもの買わなくたって誰にだって多々あるものです。人にはそれぞれ背負った境遇があり、過去があり、それによって誰しも多くの苦労をしているものです。外から見て「あいつには苦労がなさそうだ」なんて見える人だって、実は多くの苦労を抱えているものです。
幼い頃、若い頃から悩まされる悩み。僕にもありますし、おそらく皆さんにもあることでしょう。もしかしたらその悩みは一生つきまとうものかもしれません。でも聖書にはこのように、「その悩みは僕をたしかにひどく苦しめたけれども、決して彼らが僕に勝つことはないのだ」と言え!と書いてあります。苦しみや悩みを語った後に、「しかし彼らは私に勝てなかった」と付け加えて言え!と書いてあります。
これって大事なことだなと思います。しかし「勝つと言えば勝つ」なんていう、いわゆる『引き寄せの法則』みたいなことではありません。言葉で引き寄せるのではなく、僕たちは神の力によって勝つんです。神の力は人間の言葉なんかで引き寄せるものではありません。引き寄せるまでもなく、寄り添ってくれているものです。すでにあるものです。自分の力ではどうにもならない悩みも、むしろそういう悩みであるからこそ、それは神の力によって打ち払われるものです。もちろん、今はそれに勝てるなんて思えないかもしれません。負けてしまいそうかもしれません。僕だってそうです。昔から悩まされている悩みに、負けそうなことは多々ありますし、勝てる気がしないと思えることだってあります。
長年自分を苦しめている悩みに対して、神様は先に勝利宣言をしてしまうことを勧めていますし、許してもいます。勝ち目がないように思える時こそ、まずこの勝利宣言をしてしまう勇気が必要なのかもしれません。
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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