イムマヌエル綜合伝道団の災害対策委員会によると、鶴岡白山キリスト教会(山形県鶴岡市、茅根久子牧師)は、「震度6弱でしたが、物が落ちた程度で、会員・会堂とも守られています。一部の会員とはまだ連絡が取れていません。余震などのこともあり、本日の祈祷会は中止です」。
山形キリスト教会(山形市、釣としえ牧師)、秋田基督教会(秋田市、神谷光一・美津子牧師)、盛岡キリスト教会(岩手県盛岡市、國光勝美・ひろ子牧師)は無事。
新潟キリスト教会(新潟市、黒川哲・多恵牧師)は震度4程度で無事。
長岡キリスト教会(新潟県長岡市、勝間田充夫・朝子牧師)は、「震度5弱でかなり揺れましたが無事でした。ただ中越地震の経験者にとってはフラッシュ・バックで苦しんでいる方もあります」。
イムマヌエル綜合伝道団は、『宗教年鑑』(2018年)によると、全国に113教会がある福音派の主要教団の一つ。
日本バプテスト連盟によると、秋田バプテスト教会(秋田市、村上悦二牧師)、山形キリスト教会(山形市、杉山修一牧師)、新潟主の港教会(新潟市、福久織江牧師)はいずれも、問題ないとの連絡を受けている。教会員などの被害についても、連絡は入っていない。また、新潟主の港教会の篠谷輝俊協力牧師は、震源地に近い村上市に住んでいるが、無事とのこと。
なお日本バプテスト連盟宣教部では、地方連合連絡協議会などを通じて、こうした災害時の申し合わせをしており、被災地域への不要不急の連絡を避けること、地方連合会長の情報に基づいて、宣教部が諸教会に情報を発信することにしている。宣教部長の松藤一作氏は次のように呼びかけている。
「被災した地域は、さまざまな混乱の中にあることと思います。緊急の場合を除いて、被災地域の教会等へのご連絡はできるだけ避けてくださいますようお願いいたします。また、一夜明け、新たな情報が入りましたら、追ってご連絡をさせていただきます。引き続き、被災地域の方々と、その地域に立てられている教会の働きを憶えてお祈りください」
日本バプテスト連盟は、『宗教年鑑』(2018年)によると、全国に287教会、36伝道所がある主流派の主要教団の一つ。