10月8日は「骨と関節の日」

 

今日10月8日は「骨と関節の日」。「ホネ」の「ホ」が「十」と「八」で成ることから、1999年に日本整形外科学会が制定しました。また「体育の日」にも近く、骨の健康にふさわしい季節であるということも、その日に決めた理由です。

(図:BruceBlaus)

骨と関節について聖書で有名なエピソードは、創世記のエバ創造の箇所です。

主なる神はそこで、人を深い眠りに落とされた。人が眠り込むと、あばら骨の一部を抜き取り、その跡を肉でふさがれた。そして、人から抜き取ったあばら骨で女を造り上げられた。……人は言った。「ついに、これこそ、わたしの骨の骨、わたしの肉の肉。これをこそ、女(イシャー)と呼ぼう、まさに、男(イシュ)から取られたものだから」(2:21~23節)

創世記には、ヤコブと天使の相撲の場面もあります。

その人はヤコブに勝てないとみて、ヤコブの腿の関節を打ったので、格闘をしているうちに腿の関節がはずれた。(32:26)

エゼキエル書の「枯れた骨の復活」もよく知られています。

わたしが預言していると、音がした。見よ、カタカタと音を立てて、骨と骨とが近づいた。わたしが見ていると、見よ、それらの骨の上に筋と肉が生じ、皮膚がその上をすっかり覆った。(37:7~8)

また次の聖句も有名です。

神の言葉は生きており、力を発揮し、どんな両刃の剣よりも鋭く、精神と霊、関節と骨髄とを切り離すほどに刺し通して、心の思いや考えを見分けることができるからです。(ヘブライ4:12)

雑賀 信行

雑賀 信行

カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。

この記事もおすすめ