4月6日「神の子なのです」

神の霊によって導かれる者は皆、神の子なのです。(ローマの信徒への手紙8章14節)

主イエスは世界に神の平和を実現するために来られた。主イエスは「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである」(マタイ5・43〜45)と言った。そして、ご自身、十字架の上で、自分をはりつけにした敵たちのために神の赦(ゆる)しを祈った。主イエスの十字架に、神に逆らう敵を愛し、救おうとする神の熱情(パッション)が示されている。それは、敵を赦すためにご自分が苦難(パッション)を引き受ける神の熱情である。神は、この主イエスのパッション(熱情と苦難)によって、平和を実現する者たちを起こされる。「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる」(マタイ5・9)。ここで神の子とは、以前は神の敵であったが、主イエスの十字架に示された比類ない神のパッションによって、神の陣営に捕らえられた者である。そのことを、今日の聖句は、神の霊に導かれた「神の子」であると言う。

神のパッションに迫られて、神の陣営に捕らえられた神の子たちは、今は、神の陣営にいて平和のために働くのである。しかし、そのことはけっして容易なことではない。人々のために苦難を引き受ける熱情を問われるからである。私たちにはその熱情がなくて、神の御心を痛めるばかりである。しかし、失望しない。私たちは神のパッションによって愛され、平和を得ているからである。この神との平和こそ、人と人、国と国との間の平和を願う神の子たちの原動力である。平和への道は、神との揺るがない平和から出発する。

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