主の御名をあがめます。
今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆10月16日 ボスの日
何だか、アメリカで制定された日だそうですが、起源はよくわかりません。でもアメリカではこの日にボスや上司をねぎらってプレゼントを送ったりする風習があるそうです。
聖書ではボスについて、こんなことが書いてあります。
あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。(マルコ10:43〜44)
日本語では「上司」と「部下」のように「上下」という文字を使ってしまうのでわかりにくいですが、キリスト教が理想とする「ボス」は上下関係とは違うところにあります。チームが最善のパフォーマンスをできる環境を整える「サーバント」こそが「良いボス」である、という考え方がアメリカでは今も多いようです。
それではまた明日。
主にありて。
MARO 1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。 10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。
著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)2022年3月15日発売。