【今日は何の日】394年9月6日 フリギドゥスの戦いでテオドシウス帝が勝利

主の御名をあがめます。

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◆394年9月6日 フリギドゥスの戦いでテオドシウス帝が勝利

テオドシウス帝は世界史の教科書には必ず登場するローマ皇帝で、キリスト教をローマの国教とした人物です。フリギドゥスの戦いは、当時ローマ帝国の東側を支配していたテオドシウスと、西側を支配していたエウゲニウスとの戦いで、9月5日に始まり9月6日にテオドシウスが勝利しました。ローマ帝国版「関ヶ原」といったところでしょうか。短い戦いでしたが、その結果は後世に大きな影響を与えました。歴史に「たられば」はないと言われますが、仮にこの戦いでテオドシウスが敗れていたら、キリスト教は現在のような世界宗教にはならなかったかもしれません。

画像:wikicommons

しかしテオドシウスはこの戦のわずか4ヶ月後の395年1月17日に急死し、ローマ帝国は再び東西に分裂することになりました。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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