主の御名をあがめます。
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◆394年9月6日 フリギドゥスの戦いでテオドシウス帝が勝利
テオドシウス帝は世界史の教科書には必ず登場するローマ皇帝で、キリスト教をローマの国教とした人物です。フリギドゥスの戦いは、当時ローマ帝国の東側を支配していたテオドシウスと、西側を支配していたエウゲニウスとの戦いで、9月5日に始まり9月6日にテオドシウスが勝利しました。ローマ帝国版「関ヶ原」といったところでしょうか。短い戦いでしたが、その結果は後世に大きな影響を与えました。歴史に「たられば」はないと言われますが、仮にこの戦いでテオドシウスが敗れていたら、キリスト教は現在のような世界宗教にはならなかったかもしれません。
しかしテオドシウスはこの戦のわずか4ヶ月後の395年1月17日に急死し、ローマ帝国は再び東西に分裂することになりました。
それではまた明日。
主にありて。