主の御名をあがめます。
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◆8月30日 リマのローザの日
リマのローザはペルー出身で、アメリカ大陸で初めてカトリック教会から聖人として認められた人です。他の国では8月23日が記念日ですが、母国のペルーでは8月30日が彼女の祝日として祝われています。なぜなら8月24日使徒の一人であるバルトロマイの祝日と重なってしまうからです。
彼女は苦行で知られる人物で、若い頃から週に3度の断食をし、髪を切り落とし、トゲの付いた冠を被り、腰には鉄製の鎖を巻き、飲み物はわざわざ苦い薬草を混ぜて苦くして飲んだそうです。・・・そこまでしなくても・・・。そしてそれ以外の時間はすべて祈りと慈善行為にあてられました。31歳の若さで亡くなったときには多くの奇跡が起きたとされ、それで聖人に認定されました。キリスト教には基本的に「苦行」的なものはないのですが、こういう方もいるんです。現代のクリスチャンでも、イースターの前の受難週には断食をしたりして、イエスさまの苦しみに寄り添おうとしたりします。彼女の「苦行」はそれの延長にあり、とことんまでイエス様の苦しみに寄り添おうとしたのだと思います。
それではまた明日。
主にありて。