【今日は何の日】1952年8月17日 ネルソン・ピケ誕生日

主の御名をあがめます。

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◆1952年8月17日 ネルソン・ピケ誕生日

ネルソン・ピケは主に1980年代に活躍したF1ドライバーで、アイルトン・セナ、ナイジェル・マンセル、アラン・プロストと共に「F1四天王」と呼ばれ、3度のドライバーズチャンピオンに輝いた名ドライバーです。一方でその破天荒な言動も有名で「自由人」と呼ばれました。2007年にはスピード違反などが重なり、運転免許を取り消されて自動車教習所に通ったんだそうです。F1チャンピオンに通われたら教習所の方も困りますよね・・・

画像:写真AC

さて、ピケのエピソードにこんなものがあります。1985年にブラバムからマクラーレンへの移籍の話が持ち上がりました。交渉はほぼまとまり後はサインするだけとなりましたが、ピケはサインすべき書類を見るなり「この話はなかったことにしてくれ」と帰ってしまいました。理由は「契約書が分厚すぎたから」たくさんのルールに縛られるのが嫌だったそうで、1978年にブラバムと交わした契約はわずか1ページしかなかったのだそうです。

画像:写真AC

分厚い契約書と言えば、聖書です。聖書って神様と人間の契約書です。マクラーレンの契約書がいくら分厚かったとはいえ、さすがに聖書よりは薄かったでしょうし、ピケさんはこの契約も拒否しちゃうんでしょうか・・・とか、考えちゃいました。分厚い契約書をちゃんと隅々まで読む人が少ないように、聖書もちゃんと隅々まで読む人は少ないです。僕もあちこちうろ覚えです。確かに、聖書がもっと薄かったら、読む人はもっと増えるかもしれませんね。

それではまた明日。
主にありて。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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