主の御名をあがめます。
今日で連休最終日、という方も多いのでしょうか。今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。
◆1327年8月16日 聖ロクスの召天日
聖ロクスはカトリックで「伝染病よけ」の守護聖人とされている神父です。フランスの裕福な家に生まれましたが、20歳の時に両親をなくし、全財産を投げ打ってローマ巡礼の旅に出ました。
当時のローマではペストが大流行しており、ロクスはペスト患者の看護にあたりました。彼が患者の頭の上で十字を切ると、その患者は治ったと言われています。自らもペストにかかってしまいましたが、もちろん無事に回復しました。しかしその後、故郷のフランスに戻ると、スパイと勘違いされて投獄され、獄中で息を引き取りました。まだ33歳の若さでした。33歳と言えばイエス様が十字架にかかったのと同い歳です。
今、世界を覆い尽くしている伝染病の影が、一日も早く消えますように。
それではまた明日。
主にありて。