主の御名をあがめます。
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◆1769年8月15日 ナポレオン・ボナパルト誕生日
「我輩の辞書に不可能の文字はない」という名言でも有名な世界史上、最も華々しい英雄と言っても過言ではないナポレオンは、神をも恐れぬ言動をたくさん残しています。特に有名なのは皇帝となるときの戴冠式で、従来ならローマ教皇から冠を与えられるところ、教皇を無視して自分で冠をかぶってしまいました。曰く「自分は神によってでなく、国民の意思によって皇帝になるのだ。教皇の手で冠をかぶせてもらうのは妥当ではない」
およそキリスト教とは無縁、あるいは反発する人物なのかと思いきや、しかし一方で「聖書はただの書物ではない。それに反対する全てのものを征服する力を持つ生き物である」との言葉も残していますし、セントヘレナ島に幽閉されて迎えた晩年に残した遺書(シカゴ大学の図書館にあるそうです)には明らかな信仰告白も記されています。
「私ナポレオンは、力の上に帝国を築こうとして失敗した。イエス・キリストは、愛の上に彼の王国を打ち立てている。」
力の帝国よりも、愛の王国がこの地上に現れますように。今日この、日本中の誰もが平和を望む日に、祈ります。
それではまた明日。
主にありて。