【トルコ・シリア大地震】ハンガーゼロがスタッフら3人を派遣、支援が遅れている地域で新たな活動も

トルコ南部で発生した大地震でハンガーゼロ(日本国際飢餓対策機構理事長:清家弘久)は、緊急支援班のスタッフをトルコに派遣することを発表した。派遣されるのは、近藤高史氏と申玉澈(シン・オクチョル)氏および同行者を含む計3人。3月20日に現地に向かう。

写真提供:ハンガーゼロ

先月6日、トルコ南部で発生した大地震では、隣国シリアと合わせておよそ5万4000人が死亡し、トルコでは大きな被害を受けた建物が23万棟に上っている。近藤氏ら一行は、20日に出国し、21日にも震源地カフマランマラシュ近郊のアンタキヤで活動中の韓国国際飢餓対策機構(=KFHI)緊急支援チームに合流する。その後、よりシリア国境に近い被災地サマンダーにも入り、新たな支援活動も行う計画だ。

写真提供:ハンガーゼロ

なお同行者は、トルコ在住歴があり、国の事情や地理に詳しく、運転や通訳などで協力してもらう。サマンダーはシリア難民の流入や民族問題など以前から特殊な問題をかかえている地域のため、政府からの支援が届きにくくなっている。こういった状況を受け、被災者用のテントなど優先的順位の高い物資配布を地元の支援グループを通じて行う計画を進めている。

写真提供:ハンガーゼロ

ハンガーゼロでは「2023年トルコ地震/緊急募金」とし、引き続き募金も受け付けている。

【緊急募金の送金方法】
●緊急募金は、郵便振替又はウエブサイトから直接クレジットカード決済が利用可能。
※クレジットカード又はコンビニでの決済
●郵便振替 00170-9-68590 日本国際飢餓対策機構
※記入欄に必ず「2023年トルコ地震」と明記
問い合わせは、ハンガーゼロ・広報(大阪府八尾市弓削町3-74-1、℡072・920・2225)まで。

ハンガーゼロ は、非営利の民間海外協力団体(NGO)として、1981年以来、世界の貧困・飢餓問題の解決のために、自立開発協力、教育支援、緊急支援、海外スタッフ派遣などを続けている。

 






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