日本福音キリスト教会連合全国社会委員会が主催するイベント「紛争の影響を受ける子どもたち~最も小さい者たちと共に生きる~」が7月31日(日)、オンライン(Zoom)で開催される。講師に、ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフを迎え、故郷を奪われ、戦火の恐怖の中で命を繋いでいる子どもたちの困難の現状について学び、覚えて祈る時を持つ。時間は午後4時半〜6時。無料。
現在、紛争の影響を受けている難民や国内避難民の数は、8,930万人あまりといわれ、そのうちの半数は子どもが占めている。今年2月に勃発したウクライナ侵攻は、その数をさらに上昇させている。今回のイベントは、このような子どもたちの状況を憂い、「あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、その最も小さい者たちの一人にしたことはわたしにしたのです」(マタイによる福音書25章40節)という聖書のイエス・キリストの呼びかけに応えるために開かれる。
講師として登壇するのは、ワールド・ビジョン・ジャパン支援事業部緊急人道支援課課長の伊藤真里氏。大学でスワヒリ語(東アフリカの言語)・アフリカ地域学を学んだ後、在ケニア日本大使館勤務。そこで、ストリートチルドレンへのボランティアを経験したことから、困難な状況にある子どもたちへの支援がライフワークとなり、世界の子どもたちのために活動するワールド・ビジョン・ジャパンへの働きに繋がった。リベリア、スーダン、南スーダン駐在を経て、2010年5月より東京事務所勤務し、現職。武蔵野福音自由教会教会員でもある。
ワールド・ビジョン・ジャパン(事務局長:木内真理子)は、キリスト教精神に基づき、貧困や紛争等の影響を受ける子どもたちへの支援活動を、世界36カ国で実施する国際NGO。また、イベントを主催する日本福音キリスト教会連合(=JECA、委員長:鎌田雅人)は、1992年、「教会は、キリストをかしらとして一つである」と共に告白し、設立した。以来、30年にわたって、日本と世界の教会と協力している。
オンラインイベント「紛争の影響を受ける子どもたち~最も小さい者たちと共に生きる~」の申し込みは、こちらの申し込みフォームから。