キリスト教の三大教派、カトリック、プロテスタント(代表して日本基督教団)、正教会の日本における信徒数の変化を折れ線グラフにした。
1995年から2018年まで毎年、文化庁編『宗教年鑑』で報告された信徒数に基づいている。中には、会員の総数(教会籍だけ残して、教会から離れている人も含まれる)から、現住陪餐会員数(毎週、礼拝に出席して、献金などの務めを果たしている信徒の人数)に途中で報告数を変更している教団もある(その逆も)。日本正教会の場合、2010年と11年は『宗教年鑑』に報告がない。
カトリックは、2009年の45万2136人をピークに下がっており、日本基督教団は1995年からほぼ右肩下がりで減少し続けている。日本正教会は、1997年の1年間に1万1884人から1万5368人へと、3484人(約30%)も急激に増え、2009年から12年の間には1万5729人から9897人へと、また5832人(約37%)も減っている。