テーマは「聖書×贈りもの ―Bible×Gift―」 第4回聖書エッセイコンテスト作品募集中 

日本聖書協会(石田学理事長)主催による第4回「聖書エッセイコンテスト」(キリスト新聞社、クリスチャン新聞協賛)の募集が始まった。特設サイトも公開され、「聖書×贈りもの ―Bible×Gift―」をテーマに、自身と聖書とのかかわりをつづったオリジナルのエッセイを広く募集している。締切りは10月31日(金)。

2022年に、聖書を愛読する一般の読者とともに、キリスト教に親しみを覚えられるような新しい作品を発掘しようと「聖書ラノベ新人賞」とのコラボで始まった「聖書エッセイコンテスト」。宗教不問、宗派不問、プロアマ不問、聖書を題材にしてもらえれば誰でも自由に参加できる懐の深いコンテストとなっている。昨年は88作品もの応募があり、クリスチャンではない非信徒からの応募も多く、選評委員からは「世代を超えて広く読まれてきた聖書の持つ可能性を再確認した」といった感想が寄せられた。

今回募集しているのは、「聖書×贈りもの ―Bible×Gift―」をテーマにした800~1200字のオリジナルエッセイだ。これまでと同様に、聖書やキリスト教に関する専門知識は一切不要。自由に柔軟なセンスで、「聖書」を贈ったことや贈られたこと、「聖書」から与えられたギフトのことなど、自身が体験した「ものがたり」を文字にしてつづってほしいと応募を呼びかけている。

選評委員は第1回から選評を務める、林あまり氏(歌人、演劇評論家)と清涼院流水氏(作家、英訳者)の2人。日本聖書協会職員および外部審査員と選評委員により応募作品をチェックし、数作品をノミネートしたうえで、大賞(1点)、準大賞(2点)、佳作数点を選んでいく。昨年は、「あまり賞」「流水賞」「松谷賞」「日本聖書協会総主事賞」なども表彰されており、今回も作品によっては新たな賞の設置が期待される。

応募方法は、日本聖書協会のウエブサイトにある応募フォームから必要事項を記入して投稿。ファイル添付、テキスト直接入力、NOVEL DAYSへの投稿の3つの方法から選べる。応募数は、一人一作品で、ペンネームでの投稿も可能。また、第1〜3回入賞者の再応募も可能となっている。選考結果は2026年初旬に日本聖書協会公式サイトで発表する。授賞特典については以下のとおり。

大賞(1点)
● 3万円相当のギフトカード
● 副賞/大型聖書 聖書協会共同訳 引照・注つき
「ウェブバイブル プレミアム版」一年間利用無料(2,200円相当)
● 日本聖書協会発行の機関紙「SOWER(ソア)」および、日本聖書協会Webでの掲載を確約。

準大賞(2点)
● 1万円相当のギフトカード
● 副賞/中型聖書 聖書協会共同訳(引照・注なし)
「ウェブバイブル プレミアム版」一年間利用無料(2,200円相当)
● 日本聖書協会発行の機関紙「SOWER(ソア)」および、日本聖書協会Webでの掲載を確約。

佳作数点
● 5,000円相当のギフトカード
● 副賞/中型新約聖書詩編・箴言付き 聖書協会共同訳
「ウェブバイブル プレミアム版」一年間利用無料(2,200円相当)

なお、過去の受賞作品についてはこちらから読むことができる。詳細・問合せは第4回「聖書エッセイコンテスト」の特設サイトで。

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