主の御名をあがめます。
皆様いかがおすごしでしょうか。MAROです。
本日もクリプレにお越しいただきありがとうございます。
聖書のランダムに選ばれた章から思い浮かんだよもやま話をしようという【聖書からよもやま話】、今日は 旧約聖書、詩篇の31篇です。よろしくどうぞ。
創世記 49章11節
彼は自分の衣をぶどう酒で、
衣服をぶどうの汁で洗う。(『聖書 新改訳2017』新日本聖書刊行会)
ヤコブが最期を迎えるにあたって12人の息子たちにそれぞれ言葉をかけているのですが、中でもユダとヨセフが特に祝福されています。ヨセフはもともとヤコブのお気に入りでしたし、苦難の末にエジプトの総理大臣になるというとんでもない立身出世を遂げた人なので祝福されるのもわかるのですが、ユダはどうして祝福されたのでしょう。
実はこのユダという人は有名なダビデ王ソロモン王、そしてイエス・キリストの先祖なんです。つまり「君の子孫からとんでもない英雄とか救世主とかが出てくるよ」ということでユダは大いに祝福されているんです。ユダ自身は特に立派なことをしたわけでもないですし、むしろ失敗の多い人物だったりするのですけれど、神様は「そんな君の子孫を大いに祝福するぞ!」とヤコブを通して彼に伝えたわけです。
しかし。それにしても。
「君の子孫は立派になって、ぶどう酒で服を洗うようになるぞ!」って、それは祝福なんでしょうか神様。ぶどう酒なんかで服を洗ったらとんでもないことになりますよ神様。白い服もみんな紫になってしまいますよ神様。匂いだって大変なことになりますよ神様。いや「そのくらい祝福しちゃうぞ!」っていう心意気はすごく伝わるんですけどね神様。とはいえしかし神様。
なんか、聖書ってちょくちょく、ぶどう酒とか蜜とか乳とかを、水の上位互換みたいに扱うことがあるんですよね。そりゃたしかに口にするなら水よりもぶどう酒とか蜜とか乳とかの方がおいしいし栄養もありますから分かりますけれども、洗濯にはどう考えても水が一番だと思います。
でも、もし白い服にワインをこぼしてしまったら、その時はシミを抜くのは大変ですからむしろ全体をワインで洗ってしまって紫に染めてしまう方がいいのかもしれない・・・カレーうどんの汁がはねてしまったときも、むしろ全体をカレー汁につけて黄色く染めてしまう方がいいのかもしれない・・・ちょっとおしゃれかもしれない・・・、いや、どうだろう???
それではまた。
主にありて。
MAROでした。
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