キリスト教精神を基盤とし活動する国際協力NGOアドラ・ジャパン(ADRA Japan、柴田俊生理事長)は、1日に発生した能登半島地震を受け、過去の被災者支援の経験から、緊急支援や復興への支援が必要になると考え、情報収集や調整を進めると同時に緊急募金の受付を開始した。
SNSによると、熊本地震発生時には、状況を見ながら、支援物資の配付や避難所への看護師派遣、在宅避難者のサポート、足湯やサロンを通じたコミュニティ支援などに取り組んだ。今回の地震でも、必要なタイミングで適切な支援を届けられるように体制を整えることからはじめていると話し、次のように伝えている。
「現在は、とにかく一人でも多くの方の命が助かるよう、救助がスムーズに行くことを優先しつつ、先に現地に入っている支援団体との情報共有のもと、授乳室や乳幼児親子の専用スペース、相談所など様々な内容に使える災害対応バスの出動を視野に入れた準備など、できることに努めています」
現地では、今後も強い地震に警戒が必要との情報も出ていると注意を呼びかけ、「必要に応じて、被災された方に寄り添った活動ができるようお力をお貸しください」と支援の募金を呼びかけている。
支援の募金は、ADRAホームページの申し込みフォーム、もしくはYahoo!ネット募金(Tポイントでも可)で。
ADRA(アドラ)は世界約120か国に支部を持つ世界最大規模のNGO。「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、皆さまからの温かいご支援のもと、紛争・災害被災地や途上国において一人ひとりに寄り添う活動に取り組んでいる。