今日2月28日は『塩狩峠』の主人公のモデル、長野政雄(ながの・まさお)の召天日です。
ちょうど110年前(1909年)の今日、塩狩峠にさしかかった時、最後尾の車両の連結部が外れる事故が起きました。鉄道会社に勤めていた長野は、レールへ飛び降りて汽車の下敷きとなり、乗客を助けました。「次の瞬間、信夫……の体は線路を目がけて飛びおりていた。客車は無気味にきしんで、信夫の上に乗り上げ、遂(つい)に完全に停止した」(三浦綾子『塩狩峠』)
今日2月28日は『塩狩峠』の主人公のモデル、長野政雄(ながの・まさお)の召天日です。
ちょうど110年前(1909年)の今日、塩狩峠にさしかかった時、最後尾の車両の連結部が外れる事故が起きました。鉄道会社に勤めていた長野は、レールへ飛び降りて汽車の下敷きとなり、乗客を助けました。「次の瞬間、信夫……の体は線路を目がけて飛びおりていた。客車は無気味にきしんで、信夫の上に乗り上げ、遂(つい)に完全に停止した」(三浦綾子『塩狩峠』)
カトリック八王子教会(東京都八王子市)会員。日本同盟基督教団・西大寺キリスト教会(岡山市)で受洗。1965年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。90年代、いのちのことば社で「いのちのことば」「百万人の福音」の編集責任者を務め、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。