クリスチャンの年賀状事情 〜今日から年賀郵便の受付開始です〜 

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今日もクリスチャンプレスをご覧いただきありがとうございます。

◆12月15日 年賀郵便の受付開始

気づけば師走も半分が終わり、今年もこんな時期がやってまいりました。今日から年賀はがきの受付開始です。毎年12月15日〜25日(推奨)の間に年賀はがきを投函すると、1月1日に相手に届くというシステムです。日本に暮らしていると「当たり前」とも思ってしまいがちですが、考えてみればとても親切なサービスですよね。ありがたいことです。

さて、時々「クリスチャンは年賀状を出してもいいの?」とか「クリスチャンの友人に年賀状を出してもいいの?」という質問をいただきますが、大半の教派では特に気にしません。多くのクリスチャンは他の人たちと同じように年賀状のやりとりをしています。強いてあげれば、クリスチャンは干支や神道的な意味のある図柄は好まず、自分から出すときはこれらの図柄を避ける傾向にはありますが、受け取った年賀状に干支が描いてあるからと言って気にする人はあまりいないと思います。

それでも「もしかしたら気になるかもしれない!」と気になる方は、クリスマスカードで代用するのはいかがでしょう。欧米では年賀状という習慣はなく、代わりにクリスマスカードをやりとりします。ただ、日本の年賀状のように仕事の取引先や顧客なども含めて何十枚何百枚もやりとりすることはあまりなく、個人的な友人や親戚とやりとりするのが一般的なようです。

ただ、クリスマスカードの場合は年賀状のように「この日に届けます!」というサービスはありませんから、12月25日の朝に届くようにするには、投函のタイミングを自分で見計らわなくてはいけませんけれど。でもクリスマスカードには大抵「Merry Christmas & Happy New year !!」と記され、新年の挨拶も兼ねるのでだいたい12月20日〜1月5日くらいの間に届けば「季節外れ」には思われませんから、それほど気にしなくても大丈夫です。

あまり親しくない人から「こんなに大きくなりました」なんて子どもの写真付きの年賀状を送られると、ちょっと困りますよね。かわいいのは分かりますし、実際にかわいいですけど・・・。でもこんなこと言いつつ、僕も子どもができたらそんな年賀状を送ってしまうのかもしれません。

それではまた明日。

横坂剛比古(MARO)

横坂剛比古(MARO)

MARO  1979年東京生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科、バークリー音楽大学CWP卒。 キリスト教会をはじめ、お寺や神社のサポートも行う宗教法人専門の行政書士。2020年7月よりクリスチャンプレスのディレクターに。  10万人以上のフォロワーがいるツイッターアカウント「上馬キリスト教会(@kamiumach)」の運営を行う「まじめ担当」。 著書に『聖書を読んだら哲学がわかった 〜キリスト教で解きあかす西洋哲学超入門〜』(日本実業出版)、『人生に悩んだから聖書に相談してみた』(KADOKAWA)、『キリスト教って、何なんだ?』(ダイヤモンド社)、『世界一ゆるい聖書入門』、『世界一ゆるい聖書教室』(「ふざけ担当」LEONとの共著、講談社)などがある。新著<a href="https://amzn.to/376F9aC">『ふっと心がラクになる 眠れぬ夜の聖書のことば』(大和書房)</a>2022年3月15日発売。

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