主の御名をあがめます。
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◆1558年11月17日 メアリー1世の忌日
メアリー1世はヘンリー8世の娘で、イングランド女王となり、多くのプロテスタント信徒を迫害したことから、ブラッディ・メアリーと呼ばれた人です。今でもバーに行けばブラッディ・マリーというカクテルがありますよね。あれはこの方に由来するものです。ではどうしてメアリーさんはプロテスタントを迫害したのでしょう。それはこんな理由です。
彼女の父のヘンリー8世は王妃キャサリンとの間に男の子ができませんでした。そこで「男の子を産める他の妃が欲しいからキャサリンと離婚したい!」と言い出しましたが、カトリック教会はそれを認めませんでした。そこでヘンリー8世は「じゃぁカトリックから離れて、イギリスの独立した教会をを作る!」と言って、イギリス国教会を設立し、キャサリンを王妃の座から追放しました。
そんなわけで、自分の母親を追放したイギリス国教会、ひいてはプロテスタントに抵抗を抱き、メアリーさんはカトリックへの回帰を目的としてその弾圧を行ったというわけです。まぁ、どっちにせよ褒められた行動ではないと思いますが。
ちなみに、彼女の死後に即位したのが彼女の妹であるあの有名なエリザベス1世です。
それではまた明日。
主にありて。