主の言葉が私に臨んだ。
「私はあなたを胎内に形づくる前から知っていた。
母の胎より生まれ出る前にあなたを聖別していた。
諸国民の預言者としたのだ。」
そこで私は言った。
「ああ、わが主なる神よ
私はまだ若く
どう語ればよいのか分かりません。」
しかし、主は言われた。
「『まだ若い』と言ってはならない。
むしろ、私があなたを遣わす相手が誰であろうと
赴いて、命じることをすべて語れ。
彼らを恐れてはならない。
この私があなたと共にいて、救い出すからだ」
――主の仰せ。
御手を伸ばし、私の口に触れ
主は言われた。
「さあ、私はあなたの口に私の言葉を授けた。
見よ、今日、私はあなたを
諸国民、諸王国の上に任命する。
引き抜き、壊し、滅ぼし、破壊し
あるいは建て、植えるために。」
主の言葉が私に臨んだ。
「エレミヤよ、何が見えるか。」
私は答えた。
「アーモンドの枝が見えます。」
主は私に言われた。
「あなたの見たとおりだ。
私は、私の言葉を実現するために見張っている。」
※聖書の引用は新しい「聖書協会共同訳」を使っています。