サウスカロライナ州グリーンビルにある悪名高いストリップクラブは、以前「プラチナ・プラス」が所有していたが、ホープ・チャーチの将来の本拠地として生まれ変わった。「プレミア・クリスチャン・ニュース」が報じた。
ホープ・チャーチが2万平方フィートの建物を購入して1年。請負業者たちは、コンクリート壁に至るまでインテリアを捨てた。その中には、電柱やその他の「紳士クラブ」の残されていた備品もあった。この建物は1年前、ホープ・チャーチが買収して以来、大規模な改修が施されている。
ホープ・チャーチ牧師のリッチ・バトラー氏=写真上=は、「コンクリートまで剥がされた(ストリップされた)――ダジャレではない」と語った。また、この建物を購入した当初、煙とバーの臭いが充満していたと加えた。
バトラー牧師の妻ジョアンナ氏は、初めて建物に入った時の印象を「ステージ、ポール、派手な色彩など、最後の用途を物語る特徴的なアイテムが目に入りましたが、可能性も感じました」と振り返る。かつて「プライベートな出会い」のために使われていた部屋は取り壊され、子どもたちの活動のための専用スペースが作られた。
「これは神サイズの夢とビジョンです」とバトラー氏。「プラチナ・プラス」の歴史は、法的もめごとと論争に彩られている。「プラチナ・プラスは、2000年にオープンして以来、法的問題に長らく巻き込まれてきた歴史がある」とバトラー氏は指摘し、その抱えてきた問題を想起した。
今、ホープ・チャーチは、かつて問題を抱えたこのスペースに新たな命を吹き込み、必要としている人々に慰めと聖域を提供する態勢を整えている。「多くの人々が、この建物のために祈ってきました」
グランドオープンが近づくにつれ、バトラー氏は地域の人々に、この驚くべき変化を直接目撃するよう呼びかけている。かつての「プラチナ・プラス」の看板がスカイラインを支配していたように、ホープ・チャーチの看板は間もなく明るく輝き、グリーンビルの中心における希望と再生のシンボルとなるだろう。
(翻訳=中山信之)