もり・かずひろ 9月2日、上部消化管出血のため都内の病院で逝去。84歳。葬儀ミサ・告別式は9月5日、東京カテドラル聖マリア大聖堂(カトリック関口教会、東京都文京区)で行われる。司式は菊地功大司教(参列者の人数によっては聖堂への入場制限も)。
1938年神奈川県生まれ。カトリック関口教会助任、主任、東京教区補佐司教を経て1985年に司教叙階。同年から2021年まで財団法人真生会館理事長として、講演活動、執筆活動、黙想指導等に携わる。主な著書に『人の思いをこえて』『信徒の霊性』『カトリック司教がみた日本社会の痛み』『心の闇を乗り越えて』『しんげん』『人はみな、けなげに生きている』など多数。
本紙では「論壇」の執筆も担当していた。