海外 2022.11.25 米上院選決選投票で中絶反対派候補に「中絶強要」疑惑 AFP通信が11月23日、ロサンゼルス発として報じるところでは、米中間選挙で決選投票にもつれ込んだジョージア州の連邦上院選で、妊娠中絶反対派の共和党候補ハーシェル・ウォーカー氏=写真=に中絶を迫られたとする女性が名乗り出た。 女性は22日、ロサンゼルスで開いた記者会見で「あなたはジョージア州の有権者にうそをつくことも含めて、上院議員になるためなら何でもするつもりなのか」「公衆の面前で私の目を見て、私のことを知らないと言える度胸があるのか?」と非難した。 女性は1987年11月に既婚者だったウォーカー氏と交際を開始し、93年4月に妊娠に気付いたと主張している。自分一人で中絶手術を受けに行く途中でためらって引き返したが、ウォーカー氏に車で中絶クリニックへ連れ戻されたという。 ウォーカー氏をめぐっては先月にも別の女性が名乗り出て、2009年に中絶手術を受け、費用をウォーカー氏が負担したと主張した。ウォーカー氏はどちらの疑惑も否定している。(CJC) 関連記事なぜ欧米では教会が失敗するのか? 原因は現代文化か、聖職者か?ジェンダー平等、性的マイノリティの権利擁護に壁 背景に「宗教右派」の存在指摘 LGBT差別否定を求める署名5万筆中絶で「勝利」した米カトリック司教団は政党との関係性を見直すべき時中絶反対運動 米最高裁で2014年にもリークか ニューヨ-ク・タイムズ紙が報道米最高裁 半世紀ぶり判例覆し、中絶の権利認めず 関連 Post Share 11月25日 ヘブライ人への手紙7章27節 前の記事 初めの一歩、終わりの…… 上林順一郎 【夕暮れに、なお光あり】 次の記事