【訃報】 クラウス・リーゼンフーバーさん(上智大学名誉教授)

3月31日、肺炎のため逝去、83歳。告別式は4月6日、カトリック麹町聖イグナチオ教会(東京都千代田区)で行われた。主司式はレンゾ・デ・ルカ氏(イエズス会日本管区長)、長町裕司氏(教皇庁立哲学部長)、瀬本正之氏(上石神井共同体院長)が共同司式を務めた。

1938年ドイツのフランクフルト生まれ。ベルヒマンズ・コレーク哲学大学卒、ミュンヘン大学大学院哲学専攻博士課程修了、上智大学大学院神学研究科博士課程単位取得修了。上智大学文学部哲学科や同大学中世思想研究所の教授などを経て、2009年より同大学名誉教授。専攻は哲学、中世思想史。『中世における自由と超越』(創文社)、『中世思想史』(平凡社)、『思惟の歴史』(知泉書館)など著書多数。

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