日本キリスト教協議会(NCC)、キリスト者平和ネット、カトリック正義と平和協議会(正平協)による共催で「ウクライナを覚えるオンライン祈祷会」が3月18日に行われ、緊急の告知にもかかわらず、予想を上回る約270人が参加した。
聖書朗読とNCC総幹事の金性済(キム・ソンジェ)氏によるあいさつに続き、現地から参加したウクライナ正教会広報のイェヴストラティー大主教が発言。戦火の中で多くの人々が祈りを続けていることに謝意を示し、「皆さんの祈りが人々の命を救うことができる。神は真実と独立性を守る」と述べた。
特に爆撃で1300人以上の犠牲者を出し、がれきの中にも多くの人々が取り残されているウクライナ南東部のマリウポリに祈りを届けたいと強調。ウクライナの平和とともに、ロシアのためにも祈ってほしいと訴えた。
続いてNCC議長の吉高叶氏、キリスト者平和ネット事務局代表の平良愛香氏、正平協責任司教のウェイン・バーント氏が祈り、全員で黙祷をささげた後、「キリストの平和」を賛美して散会した。