クーデターでミャンマー・バプテスト連盟が声明 「抑圧的支配システムを拒否」

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ミャンマー国軍が与党・国民民主連盟(NLD)を率いるアウンサンスーチー国家顧問やウィン・ミン大統領を拘束し、国家権力を掌握したと宣言するクーデターを起こしたことを受け、ミャンマー・バプテスト連盟は2月5日、「聖書の教えに反するいかなる抑圧的支配システムも拒否」すると表明、「現在拘束されている人々を即時かつ無条件に解放すること」を求めた。声明の全文は以下の通り。


ミャンマー・バプテスト連盟の声明
(翻訳・須藤伊知郎=西南学院大学教授)

ミャンマーのために祈りましょう!

1.ミャンマー・バプテスト連盟は、聖書の教えに合致した愛、正義、平和および自由を促進する基盤の上に常に堅く立つキリスト教の団体です。

2.ミャンマー・バプテスト連盟は、2021年2月1日、特にこのような我が国を含む全世界が新型コロナウイルス・パンデミックのためにたいへん苦しんでいる時、軍部が全土に非常事態を宣言して国家権力を奪取したことによってもたらされた、民衆のショック、悲しみ、そして失望を共有しています。

3.ミャンマー・バプテスト連盟は、聖書の教えに反するいかなる抑圧的支配システムも拒否します。

4.ミャンマー・バプテスト連盟は、大統領、国家顧問そしてその他すべての現在拘束されている人々を即時かつ無条件に解放することを、切に求めます。

5.ミャンマー・バプテスト連盟は、平和、正義、国民和解、非暴力そして人権と尊厳を尊重し、促進する連邦民主制に基づくミャンマー連邦共和国が出現する希望をもって、この声明を発表します。

2021年2月5日
ミャンマー・バプテスト連盟

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