ロンドン教会での洗礼式を警察が中止 2020年11月24日

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ロンドン警察は11月15日、イズリントン地区にあるバプテスト天使教会の洗礼式を、結婚式や洗礼式の禁止を含む同国のコロナウイルス規制を理由に中止した。今回の措置には、イングランドとウェールズのカトリック司教など教派を超えた批判が起きている、とカトリック通信CNAが報じた。

天使教会のリーガン・キング牧師は、国の公衆衛生上の規制に違反して、約30人の出席者を集めて洗礼式を行った。警察は洗礼式を中止し、教会の外に警備員を配置して誰も立ち入らないようにした、と公営BBCニュースが15日報じている。

洗礼式中止を伝えられ、同教会のリーガン・キング牧師は中庭での集会開催に同意した。イブニング・スタンダード紙によると、15人が外に出たが、15人が会堂に残ったという。当初予定されていたのは洗礼と対面型の礼拝だった、と同紙は報じている。教会は葬儀と「個人の祈り」のためには開けるが、「共同礼拝」は認められてはいない。

英国政府は、パンデミック(ウイルス症例の急増)の間、パブ、レストランなど「非必須」事業を4週間の閉鎖する規制を再開した。前回は春に行われ、3月23日から6月15日まで教会が閉鎖された。カトリック教会は、ウェストミンスターのヴィンセント・ニコルズ枢機卿とリバプールのマルコム・マクマホン大司教が10月31日、教会の閉鎖は“深い苦悩”を引き起こすとの声明を発表、2回目の規制を鋭く批判した。3万2000人以上が議会に請願書に署名、「礼拝と会衆の歌」を、礼拝の家である教会で許可されるよう求めている。

2回目のロックダウンの前に、ニコルズ枢機卿はCNAに対し、前回のロックダウンの最悪の結果の一つは、人々が病気になった愛する人から「残酷に引き離された」ことだったと語った。また、教会の「変化」を予測したが、その一つは、カトリック信者が遠くから提供されるミサを見ることに適応しなければならないことだと述べた。「教会で受ける秘蹟は聖体です。実体のあるものです。多くの人々にとって、この聖体断食の時間が、主の真のからだと血の味わいをさらに研ぎ澄まされたものにされるよう願っています」という。(CJC)

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