12月10日 ヨハネ黙示録7章9〜10節

だれにも数え切れないほどの大群衆が、白い衣を身に着け、手になつめやしの枝を持ち、玉座の前と小羊の前に立って、大声でこう叫んだ。「救いは、玉座に座っておられるわたしたちの神と小羊のものである。・・・」。
ヨハネ黙示録7章9〜10節(参照箇所同書7:9〜17)

 

天国での礼拝のさまを描いた言葉です。信仰によって義人とされた者は。白い衣を着て、天の国に入った、しるしとしてなつめやしの枝を手に持ち、神と子羊の前で賛美の声をあげているのです。キリストが十字架の死の時、エルサレムへ入られたときも群衆はしゅろの枝を打ち振って迎えました。かつて主を十字架の死へと追いやった群衆が今や、いけにえの子羊であるキリストによって救われて、義人となり、子羊なるお方を礼拝しているのです。

礼拝は、救いを得た者がかならず守るべき、信仰への応答の行為であって、これ以外の形はありません。歴史を通じて形式や意味は、異なるにせよ、礼拝を守らないキリスト教会はありません。礼拝こそが最高の信仰の献げ物です。

天国においては、この礼拝がもっとも完成された形で守られます。肉において生きている間は、地上の制約を受け、肉の試みを受けます。祈りに雑念が入り、御言葉を聞くにあたって居眠りも珍しくありません。けれども天上の礼拝は、「昼も夜も」神に仕えるのであり、子羊なるお方が牧者となってくださいます(15節以下)。天国へ迎え入れられたとき、信仰者は、その礼拝に参加することが約束されています。

 






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